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敬老の日の始まりって?「敬老の日」の起源|長寿祝いの年齢と人気の色




もうじき、8月が終わり9月に入りますね。
9月に入って最初の祝日は敬老の日
なかなか照れてしまって言えない感謝の気持ちをおじいちゃん・おばあちゃんに伝えられるチャンスの日。
おじいちゃん・おばあちゃんに日頃の感謝と長寿をお祈りするために、贈り物などを用意したいと思われる方も多いのではないでしょうか?
また、今では親しみのある「敬老の日」ですが、その起源はあまり知られていませんよね。
そこで、今回は敬老の日の起源長寿のお祝いについてご紹介します。
贈り物の参考にしてもらえたら、嬉しいです。

敬老の日の始まり




敬老の日は、いつ始まったのでしょか?
「敬老の日」の起源をご紹介します。

敬老の日は、1947年に兵庫県多可郡野間谷村から始まったと言われています。
この村で
・お年寄りを大切にする
・お年寄りの知恵を借りて村作りをする

という目的で「としよりの日」が設けられたのです。
この「としよりの日」は、農業の仕事が忙しくない9月のちょうど真ん中、9月15日と定められ、55歳以上の人を対象に敬老会が開催されるようになったそうです。
これが全国に広がっていき、1966年に国民の祝日「敬老の日」となりました。
祝日に定められたのは、今から53年前で比較的新しい祝日なのですね。
ちなみに、「としよりの日」ではなく「敬老の日」という名前になったのは、年寄という表現があまりよくないという意見があったからなのだそうです。

敬老の日っていつ?




今年、2023年の敬老の日は9月18日(月)です。
「どうしてその年によって敬老の日の日にちが変わるのか」というと、ハッピーマンデー制度という制度が関係しているからなのです。
ハッピーマンデー制度とは、祝日と土曜日・日曜日をつなげて、3連休以上の期間を増やすために、祝日の日付を特定の日付ではなく、月曜日に移動させる制度のことです。
連休の日数が増えることで、観光業などが活性化することを目的に取り入れられました。
そのため、もともと9月15日だった敬老の日は、2003年から9月の第3月曜日と定められるようになりました。
敬老の日の他に、

・成人の日は1月第2月曜日
・体育の日は10月第2月曜日

などの祝日が、ハッピーマンデー制度に該当しています。

それぞれ何歳?長寿のお祝い




還暦や古希など、長寿をお祝いする節目の年齢をご紹介します。

・61歳(満60歳):還暦

数え年で61歳の時に、生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれるようになりました。
魔除けの意味がある赤色を使ったちゃんちゃんこをプレゼントすることが有名です。
近年では、赤いちゃんちゃんこにちなんで、赤バラをプレゼントすることも多いのだそうです。
還暦祝いで花を贈りたい方は、こちら
>>>還暦祝い・長寿祝いのフラワーギフト一覧

・70歳:古希

中国の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十、古来稀なり」が由来とされています。
お祝いのプレゼントとして、紫色が選ばれることが多いようです。

・77歳:喜寿

「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることで喜寿と言われています。
ちなみに、「喜」という字の草書体のように、同じ感じを3つ重ねた字のことを品字様というそうです。
品字様は他に、品川の「品」や、森林の「森」という字などがあります。
品字様は、意外とたくさんあるみたいです。
脳のトレーニングとして一緒に漢字を探してみるのも、面白いかもしれませんよ。

・80歳:傘寿

「傘」の略字が八と十を重ねた形になり、八十と読めることに由来しています。
お祝いの贈り物で使う色は、紫色や黄色とされています。
また、贈り物では、傘寿ということもあり、傘をプレゼントされる方もいらっしゃるそうです。
プレゼントした傘を使って、まだまだ元気に雨の日でもお出かけして欲しいでよね。

・88歳:米寿

「米」を分解すると八八になることから米寿といわれています。

・90歳:卒寿

旧字体「卆」は縦に読むと九十になることが由来しています。

・99歳:白寿

「百」から「一」をひくと99になることから白寿といわれています。
お祝いのプレゼントで使う色は、白色が多いようです。
しかしプレゼントのは、好きな色のものや健康グッズなどを贈る方もいらっしゃるそうです。
家族みんなで、食事会を開くのもいいかもしれませんね。

・100歳:百賀または紀寿

紀寿は「一世紀=100」から呼ばれています。
お祝いで使われている色は白色または桃色。
100歳という節目に、今までの思い出を詰め込んだアルバムをプレゼントするのもいいかもしれませんね。
「~な時もあったね!」「昔は~で…」と、会話のきっかけになるかもしれませんよ。

・108歳:茶寿

「茶」の字を分解すると、
・「草冠」が、十を2つ書いたように見える=10+10
・「草冠の下の部分」を縦に見ると八十八と書いてあるように読める=88
この「茶」という字から見ることのできる数字を全て足し合わせると
10+10+88=108
と、なるため108歳は茶寿と呼ばれています。
お祝いの色は、金色や白色です。

・120歳:大還暦

2回目の還暦を迎えるため大還暦と言われています。

敬老の日に贈りたいプレゼント

おじいちゃん・おばあちゃんの好きな物をあげるのが一番。
例えば、お花、ハンカチ、お酒、お菓子など…。
特にお花は、「敬老の日にもらってうれしいプレゼントランキング」の中で必ず上位に入っていますよね。
なかなか、きっかけがないと言えない感謝の気持ちをお花で伝えてみませんか?

 

 

 

30文字以内のメッセージ




敬老の日に限らず、誕生日などでプレゼントをする際、贈り物と一緒にメッセージを添えることは多いかと思います。
手紙やメッセージカードは伝えたいことを、じっくり考えることができるので素直な気持ちが伝えられそうですよね。

ちなみに、花キューピットでは、お花と一緒に30文字程度でメッセージカードを無料で付けることができます。
そこで、30文字以内のメッセージ例をご紹介します。

・「敬老の日に感謝の気持ちを送ります。いつも、ありがとう。」

・「いつも優しい、おばあちゃんが大好きだよ。ずっと元気でいてね。」

・「また一緒に遊んでね!次、会えるお正月が楽しみだなぁ。」

・「いつまでもお元気で!めざせ、大還暦!」

・「いつまでも、どこか可愛らしい2人でいて下さい。2人に感謝」

良ければ、参考にしてみてくださいね。
おじいちゃん・おばあちゃんの名前を入れたり、楽しかった思い出をメッセージに入れるのもいいかもしれませんよ。

最後に




今回は、敬老の日についてご紹介しました。
1年に1回の敬老の日に、おじいちゃん・おばあちゃんへ「ありがとう」の気持ちを伝えてみてくださいね。
花キューピットの敬老の日特集では、お花とスイーツや小物などのセット商品もご用意しています。
まだ贈り物が決まっていない方は、チェックしてみてください。

 

最終更新日:  | Posted in , 花と文化No Comments » 
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