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2月生まれのあの人に ~2月誕生花・チューリップ~

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2月はまだまだ寒い時期が続きますが、暦の上では「立春」を2/4にむかえ、春の始まりの時期であるとされています。暖かな地域では梅も咲き始め、徐々に気温も上がってきますね。

2月の誕生花は、多くの花が咲き誇る春の中でも、親しみやすく人気も高いチューリップです。

■親しみやすく人気も高いチューリップ

tulip2「さいた さいた チューリップのはなが~♪」の童謡でも有名なチューリップ。子どもから大人まで、広く愛される花ですね。小学校で、チューリップの球根を植えた思い出があるかたも多いのでは。

チューリップも植物なので、花が咲いたあとは種ができます。花びらが落ちたあと、中心に残っている部分(子房)が膨らめば、中で種が作られている証拠です。ではなぜ、チューリップは種ではなく球根で育てるのでしょうか。

理由のひとつに、チューリップを種から育てると花が咲くまで数年かかるということがあります。また、そもそも種から発芽する確率が、チューリップはあまり高くありません。

もうひとつの理由として、種から育ったチューリップは親と同じような花を咲かせるとは限らない、ということがあげられます。種から数年かけて育てた結果、あまり綺麗な花が咲かなかった、という結果になることも。

新しく球根を分けた場合は、親となった球根と同じ花が咲きますので、株を増やす場合でも球根をつかったほうが都合がいいことになります。ですが、球根をつかった分け方は種とは違い、あまり数を増やすことができません。

身近でありながら、意外と自分で増やすのが難しいチューリップ。そのアンバランスさが、チューリップの魅力のひとつなのかもしれませんね。

■金よりも高価だったチューリップ

tulip3世界でもっともチューリップをつくっている国がオランダ。風車が建ち並び、チューリップ畑が広がる光景はあまりに有名です。そのオランダでは、なんとチューリップの球根が金より高値で取引されていた時代がありました。これには、チューリップのある特性も影響しているといわれています。

チューリップにある種のウィルスが感染すると、花びらの色素がまだらに抜け、斑入りの花が咲くことがあります。この斑入りの花はたとえ球根で増やしたとしてもふたつとして同じものはできないため、美しい斑入りの花をもつ球根は非常に希少価値が高いものとなります。

原産地であるトルコから、チューリップがもたらされたばかりであった16世紀から17世紀ごろでは、王族や貴族が斑入りのチューリップのような珍しい球根をこぞって買い求めていました。

これに目を付けた投機家の多くは、球根の転売を繰り返し値段を吊り上げ、莫大な利益を得始めました。世界初のバブル景気といわれている、チューリップバブルです。

チューリップバブルに突入すると珍しい球根だけでなく、いたって普通の球根まで転売が繰り返され価格が暴騰します。自分の庭先で育てられるチューリップが多くの利益をもたらすことができるため、球根の売買にはやがて一般市民も参入し、チューリップバブルは一挙にふくれ上がりました。

あまりに値段が上がりすぎ、まったく買い手がつかなくなったことから突然バブルははじけます。経済を混乱させるきっかけとなったチューリップ、現代の私たちを魅了し続けるのも納得の美しさですね。

■愛するあの人の誕生日にチューリップを

トルコでは「非の打ちどころのない恋人」を意味するラーレという言葉で呼ばれるチューリップ。赤いチューリップは「愛の告白」、ピンクは「真実の愛」、紫は「不滅の愛」など、恋愛に関する多くの花言葉をもっています。

育てやすく親しみ深いチューリップは、非常に人気の高い春のフラワーギフト。立春をむかえ、春が始まる2月に生まれた愛する方へ贈れば、きっと喜ばれることでしょう。

チューリップ全般の花言葉として「思いやり」や「博愛」という言葉ももっているので、友人や家族に贈っても素敵ですね。

2月生まれのあの人に、溢れんばかりの愛情をこめて。世界中で愛されるチューリップのフラワーギフトを贈りませんか?

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