今月の誕生花,

6月の誕生花のご紹介~上品で豪華な花ユリ~

今週末からは6月に入ります。
6月生まれの方はお誕生月です。おめでとうございます!
梅雨の時期で、雨が長く降り続く6月は、長い雨で気持ちも落ち込んでしまいがち。
季節の変わり目でもあるので、体調も崩しやすくなります。
6月の誕生花はそんな梅雨の時期を華やかに彩る大きな花が特徴のユリです。
今回の花ぶろぐでは、6月を華やかにするユリについてご紹介します。

◆ユリってどんな花?

すらりと伸びた茎に大きく華やかなお花を咲かせるユリ。
品種によって前後するものもありますが、5月から9月に咲くものが多いです。
芳醇な香りを放ち、華やかな見た目に加えて香りでも私たちを楽しませてくれます。
日本には、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざがあります。
これは、美しい女性の容姿や立ち振るまいを花に例えたものだと言われています。
ことわざの中で例えとして用いられるほど、ユリは昔から美しい花の一つとされてきました。
また、お花屋さんのユリは取り除かれていることが多いですが、粘着性の高い花粉を持っていて、衣服などに付くとなかなか取れません。
そのようなこともあり、最近では花粉の少ないユリも作出されているとか。

◆ユリの名前の由来

ユリという名前の語源は、風に吹かれて大きな花がゆらゆら動く様子から「揺り(ゆり)」が転訛したものだとされています。
他にも、球根が何層にも重なっていることから「八重括根(やへくくりね)」が省略されたとも、「寄り(より)」が訛ったともいわれています。
ちなみに漢字で表記すると「百合」と書くことが一般的ですが、これは球根が何層にも重なっていることが関係しているという説があります。
百合の球根を一枚一枚丁寧にはがしていくと100枚程になるそうで、これが重なり合っていることから「百合」とされたそうです。

◆花言葉

ユリ全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」などです。
キリスト教では、白いユリのことを「マドンナリリー」と呼ばれています。
白いユリが聖母マリアに捧げられた花であることから、「純潔のシンボル」とされているそうです。
このことから「純潔」や「純粋」という花言葉がつけられました。
「威厳」という花言葉は、美しく堂々と咲く姿に由来しています。

◆最後に

一輪だけでもその存在感は他に並ぶものが少ないユリ。
見た目が華やかで良い香りがするなど花束アレンジメントの主役として大変人気のあるお花です。
6月生まれの方のお祝いには、華やかなユリのプレゼントを贈りませんか。



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最終更新日:  | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 
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