友愛を込めて贈りたい「フリージア」

丸みのある花びらと、鮮やかな色合いが魅力的なフリージア。
お世話になった人や、大切な友人に「ありがとう」を込めて贈りたい花です。

今回の花だよりでは、ギフトにぴったりな春の花「フリージア」についてご紹介します。

■花言葉は「感謝」「友情」

南アフリカ原産のフリージアは、150種類以上の品種がある春の花です。
原種は白色と黄色で、品種改良により赤色や紫色も生まれています。
伊豆諸島にある八丈島では、毎年3月ごろに「フリージアまつり」が行われており、約35万本ものフリージアを見ることができます。

香りがいい花としても有名で、香水などにも使われています。
ただし、天然香料は存在しないため、出回っている香水は主に合成香料です。
白色はキンモクセイに似た濃厚な香り、黄色はフルーティーな香りの品種が多くあります。

また「フリージア」という名前には、花言葉にまつわるエピソードがあります。
フリージアを最初に発見したのは、採集を行っていたデンマークの植物学者でした。
彼は親友のドイツ人医師・フレーゼ(Freeze)氏への感謝と友愛を込めて、その花を「フリージア(Freesia)」と名付けたのです。

このエピソードから「感謝」「友情」という花言葉が生まれました。

■明るく前向きな色別の花言葉

白色と黄色が多いフリージアですが、色ごとの花言葉もあります。
あざやかな色に似合う、明るく前向きなものが多いですよ。

黄色:「無邪気」
まぶしい黄色と、甘ずっぱい香りのイメージにぴったりな花言葉。
いつも明るく元気な方に贈りたい、パワーがわいてくる色です。

白:「あどけなさ」
雪のように白い花びらが、無垢で幼い印象を与えます。
まっすぐで一生懸命な方へのプレゼントにおすすめです。

赤:「純潔」
フリージアの赤色は派手すぎず、ひかえめで落ち着いて見えます。
そこから「純潔」という花言葉がつけられたと言われています。

紫:「あこがれ」
上司や先輩など、目上の方に贈りたい色です。
フリージア全体の花言葉である「感謝」とともに、退職祝いなどにも。


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